akのもろもろの話

大人の漫画読み

映画/「知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ」人生そのものが映画のような人だ

あたしの場合、不意にやって来る「ブログネタ切れ症候群」 今週は病が重いのでとりあえず 昨日ネットフリックスで見た映画の感想でも書くんべえ。 (「知られざるマリリン・モンロー残されたテープ」/2022年/アメリカ/エマ・クーパー監督/101分) あ…

本/「運転者 未来を変える過去からの使者」喜多川泰イライラしてると幸せになれないよ!

「ミステリーと言う勿れ」の新刊が出たので感想を書こうと思ったけど、全然まとまらないので昨日読んだ本の感想でも書いとこ。 (喜多川泰「運転者未来を変える過去からの使者」 あらすじ 保険会社の営業に転職した岡田修一は、思うような成績が出せずパッと…

漫画/「ダーウィン事変」④ うめざわしゅん(ネタバレ)チャーリーによもやまさかの新事実が!?

半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは、人間の養父母の元でヒトとして育てられ、15年後、高校に入学することに。 しかしチャーリーをテロに引っ張り出そうとするALA、彼を忌避する周辺住民、FBIなどが入り乱れる中、チャーリーの家…

漫画/「血の轍」第13集 押見修造(ネタバレ) マジで鬱になるから読みたくないんだが

「ありがとう。ひとごろしになってくれて」そう言ったママの首を思わず法廷で締めようとした、衝撃の少年審判から約20年後・・・・ (押見修造「血の轍」第13集/小学館ビックコミックスペリオ―ル連載) 遅ればせながら4月に発売した「血の轍」第13集の…

漫画/「恋とゲバルト」細野不二彦 恋とか革命とか全共闘とか

ゲバルトとは、学生運動で、暴力的手段をもってする闘争の事。 60年代の若者の恋と革命を描いた作品です。 (細野不二彦「恋とゲバルト」講談社コミックDAYSにて連載/既刊3巻) 全共闘、来る!!!って、ブチャラティが来る!みたいに言われてもねえ。 日…

漫画/「後ハッピーマニア」③ 安野モヨコ(ネタバレ) 結婚=ハッピーじゃなかった女たち

90年代を席巻した伝説の漫画「ハッピーマニア」の後日談。 45才になったカヨコ(旧姓シゲタ)が、自分にぞっこんだったはずのタカハシから「好きな人ができた」と突然離婚を切り出されてしまう。 躊躇しながらもついに離婚届を受け取ったカヨコ。 ウーン…

「虚船UFO事件の真相とシャンバラの聖櫃」月刊ムー6月号より

某月某日。 書店をウロウロしていて、なんとなく「月刊ムー」を購入してしまった。 江戸時代。 常陸の国の海岸に流れ着いた円盤形の船。 乗っていたのは髪の長い異国の女性だった。 船には見慣れない文字のようなものが書かれていた。 「虚船(うつろぶね)…

漫画/「健康で文化的な最低限度の生活」柏木ハルコ つらすぎるな生活保護 日本は貧困に目を背けてる

またためになる漫画を読んでしまった。 この漫画はズバリ「生活保護」をテーマにしています。 大学を出て福祉事務所生活課に配属されたヒロインが生活保護の新人ケースワーカーとして悪戦苦闘する物語でして、不正受給する奴なんかをビシビシ取り締まる話な…

漫画/「ダーウィンクラブ」③ 朱戸アオ(ネタバレ) あわわ潜入捜査ってテロに加担しなくちゃならない流れ

世界中でCEOと従業員の経済格差が千倍以上ある巨大企業に対して始まったテロ。 石井大良の後輩刑事宮本は殺害され、父を殺したと思われる男・佐藤もテロの末の火災で遺体となって発見される。 警察を辞め天木に接触した大良は一連の事件の背後に「ダーウィン…

漫画/「モリノアサガオ」郷田マモラ 死刑制度はなぜ日本で支持されるのか

この作品は2004年~2007年まで漫画アクションで連載されてたのですが、日本の死刑制度がテーマとなっています。 ハッキリ言ってあたくし、こういう社会派ムードが漂う漫画作品は好まないので敬遠してたのですが、なんとなく読んでみたらこれはこれで…