akのもろもろの話

大人の漫画読み

10月の覚え書き/「日本の四季がなくなる日」

今月も終わりだから、10月の出来事や読んだ本・漫画・見た映画など忘れないように残しておこう。

 

先月は仕事が忙しくて休日が少なかったけど、今月は平穏。

でもなんか疲れが取れない。

老化でしょうか。

10月某日、カレーを作ろうと思い材料を買いに行った。

拙僧はあまり肉が好きじゃないのでカレーは肉なし。

大量玉ねぎと人参とじゃがいもを細かく切って圧力鍋で煮込む。

食べる時にゆで卵やコロッケをトッピングして食べるのが好きだ。

しかし何やらセール品のめんつゆとか、そうだラップがなかったわとあれこれ買ってたら、愚か者だから肝心なカレー粉を買い忘れたのである。はー

もう間抜けすぎて作る気なくしたのでベッドに横になってたら、なんだか急に疲労感が襲って来た。

でも約束があったので(プライベートじゃないよ)出かけたのだが、もうすっかり日が落ちるのが早くなった10月の町を行くのはとてもわびしくて嫌な気分だった。

私はお酒は強い方なので少し位飲み過ぎても乱れた事もないのだが、その日はちょっと飲んだだけでとても気持ちが悪くなりリバースしてしまった。

トイレの鏡に映った自分の顔が今まで見た事もないほど白くて「死相が出てる!」と感じた私は、相手に平身低頭して謝り帰宅しましてね、タクシーの中で姉からLINEが来てるのを見たら、実家が床下浸水だというのでなんかもう泣きながら帰ってきたというね。

いやあ、今思えば泣くほどの事じゃないんだけどずっと体調が悪かったんで気弱になっちゃったねー。

とにかく体調悪くて死ぬかと思った。

しかもその後原因不明の頭痛が一週間も続き、顔の右側だけこめかみとか右目の奥がすごく痛むのよ。

私は偏頭痛持ちなのでいつも愛飲してるバファリンプレミアムを飲んだけどあまり効かず、そもそも痛む場所が偏頭痛とは違うのである。

さすがに医者嫌いの私も、これは行かねばならんなと寒い中を病院へと行った。

CTとか調べたけど特に悪いとこもないみたいで、おそらく三叉神経だからクスリ飲んでと出されたけど飲んでもちっとも治まらず「全然効かねーじゃねーか!」と毒づいてるうちに次第に治まって来たので良かったわ。

テレビでは台風の記録的な大雨で甚大な被害が出てると言ってた。

実家は幸いたいした事はなかったが、各地で冠水したり土砂崩れで死者まで出ていたのである。

私は目が悪いのでコンタクトとメガネを併用してるのだが、そういえば最近目がすごく疲れる。

特にスマホを長時間見たあとの疲れ目がヤバイ。

思うにあの時の頭痛は目の疲れからもきてたんじゃないかな。

私が子供の頃はまだスマホはなかった。

でも今の子供って小さいうちからスマホを見てて目とか大丈夫なんだろうか。

まあ大丈夫じゃなくても使う事をやめる選択肢はないよね。

便利な生活を手放す人などいないもの。

それにしても、なんでこんなに異常気象が日常になってしまったんだろう。

美しい四季の国だった日本はもう昔の話なのだ。

連日の猛暑に集中豪雨と、もはや自然は人の命を奪う凶器にさえなっている。

新天皇よ、スメラギパワーで頑張って。

 

☆読んだ本

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(中村尚「日本の四季がなくなる日」)


「日本の四季がなくなる日 連鎖する異常気象」/中村尚

超大型台風やドカ雪や異常に短い春と秋。我々日本人が愛する四季はどこへ行っちゃったんだと怒りを感じる今日この頃である。異常気象のメカニズムを解明し日本の気候はこれからどうなっていくのかも予測。地球はぶっ壊れちゃうの?

 

「さざなみの夜」/木皿泉

まず冒頭主人公が亡くなる 。しかもナスミって・・。43歳の若さで亡くなったナスミさんの家族や友人知人たちの心に生きる彼女の姿に、人は死んでも生き続けてるのだとわかる。「生きるのも死ぬのも、いうほどたいしたことないんだって」いつか言ってみたいセリフ。

 

「そうだったのか!朝鮮半島」/池上彰

池上さんのそうだったのかシリーズ。隣国なのに全然わかりあえない韓国・北朝鮮の歴史をわかりやすく解説。そもそもこのニ国が建国されての歴史はまだ浅く、反日のルーツは国の成り立ちに関連しているのだ。韓国には不愉快な思いを持つが、嫌韓の前に客観的な歴史的事実を知っておく事は大事だ。

 

「大きな鳥にさらわれないよう」/川上弘美

この作家の柔らかい文体が好きだ。でもうーん、ファンタジーなのか、SFなのか読むほどにわからない。個々の視点で書かれた各章は面白いけど全体像がなかなか把握できない。なんとなくわかった時はもう終盤ていうね、難解。

 

「恋のゴンドラ」/東野圭吾

いただいたので読んだけど、スキー場を舞台にしたゴンドラにまつわる短編集。ラブコメ。あまり面白くない。

 

「美しい彼」/凪良ゆう

BL。眠れぬ夜に一気読み。スクールカーストの頂点に立つ王様の清居くん。前半の高校時代は神々しいほど眩しい清居くんと彼を崇める平良くんのただならぬキモさに、この二人がくっつくとかありえないだろと思う。ところが後半になると、二人の立場が見事に逆転してて清居くんがかわいそうな位面白い。

 

☆見た映画

「アド・アストラ」2019年アメリカ/ジェームズ・グレイ監督

宇宙の彼方で消息を絶った父親を探しブラピが謎を追い宇宙を旅する。宇宙旅行してるような既視感が楽しめるが、なにせ延々と見せられる光景にちょっと眠くなる。それよりブラピのプライベートの方が気になる。

 

「ジョン・ウィック パラべラム」2019年アメリカ/チャド・スタエルスキ監督

またもや凄いアクション。何人死ぬんじゃ。でもジョンだって死にたくないのよ。キアヌの戦いも良いけどハル・ベリーのワンちゃんが凄い。しかしストーリー的にはどうなんだろう。

 

「タロウのバカ」2019年日本/大森立嗣監督

菅田将暉くんと仲野太賀くんとYOSHIくんの青春映画。YOSHIくんという子はこれが俳優デビューらしいが、ものの善悪とかもわからず無軌道に荒れるだけのタロウ役がぴったり。タロウは一度も学校へ行った事がない子だ。役者はいいけど障害者差別とかは気分が悪い。

 

「WEEKENDウイークエンド」2019年イギリス/アンドリュー・ヘイ監督

 2011年に制作された名作ゲイ映画の日本公開。週末に出会ってしまった二人のたった二日間のラブストーリー。前から見たいと思ってた作品。切ないのお。

 

「プロメア」2019年日本/今西洋之監督

4DX上映。もう見たくなかったのに誘われたので行きました。体調が悪い時はやめよう。

 

☆読んだ漫画

「GIANT KIRING」53巻/ツジトモ

大物食いはどこへ行っちゃったのか

 

「阿・吽」10巻/おかざき真理

最澄はいつも痛々しい

 

「いつかティファニーで朝食を」14巻/マキヒロチ

この漫画にのってた朝食を食べに行った事がある。ついに完結

 

「刀剣乱舞ONLINEアンソロジー本丸待機中」

いただいたので読んだけど絵が好みなのと好みじゃないのがあって困る

 

「ブラッククローバー」22巻/田畠裕基

安定の王道。ヤミさんイカす

 

「ONEPIECE 」94巻/尾田栄一郎

使命感で買い続ける

 

「チェンソーマン」4巻/藤本タツキ

ファイアパンチを読んでからこの作者が信じられない。とりあえず買う

 

「呪術廻戦」7巻/芥見下々

五条悟とカカシ先生がかぶる

 

「約束のネバーランド」16巻/白井カイウ・出水ポスカ

これも実写映画化か

 

「鬼滅の刃」17巻/吾峠呼世晴

もう義炭推し

 

 「フラジャイル」16巻/草水敏・恵三朗

基本的には面白いけど何か物足りない

 

そうだ。時には、スマホもパソコンもやめて目を休める事にしよう。

カレーはまだ作ってない。