2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
萩尾望都「メッシュ」から雪のラパン・アジル 萩尾望都の「メッシュ」は1980年代に描かれた作品でパリが舞台になっています。 メッシュというのは、主人公の少年が金髪だけど銀色のメッシュが入っているように見える髪型からついたあだ名です。 メッシュ…
君は谷口ジローを知ってるか!?知ってるよね! (谷口ジロー「父の暦」) 谷口ジローを体験しよう! 12月の初め、世田谷文学館で開催されてる「描くひと 谷口ジロー展」を見に行きましたのよ。 これがもう超絶よくて、やっぱ谷口ジローったら凄すぎるウ~…
シベリア出兵を描く渾身の戦争漫画 (安彦良和「乾と巽ーザバイカル戦記―」既刊6巻) 安彦良和と言ったらやっぱガンダムだけど アニメでの功労、そして漫画家としてのご活躍、すべてにおいてレジェンドな安彦良和先生。 そんな彼が”最後の長編連載作品”と銘…
依頼人を貴賤や善悪で選別しない弁護士。たとえ依頼人がどんなクズでも。 (真鍋昌平「九条の大罪」既刊4巻) 貴賤はともかくこんな依頼人は断るよフツー! 最近また以前のように外回りが増えてきて時間が自由になるので、今日はオサレなカフェで書きました…
原作も秀逸だけど実写版もサイコー! (「劇場版きのう何食べた?」中江和仁監督/120分/日本) 相変わらずこのお二人の再現度高いよね~ もう今年あと1ヶ月ないじゃん! と気づいたその日から「これは面白かったから後で感想をブログに書こう」と思ったま…
「一番不幸になった者はどんな願いも叶えられる!」怪しいゲームに参加したアラサー男子3人の友情と絶望の物語 (水城せとな「世界で一番、俺がOO」既刊8巻) 不幸を競うなかで逆に何が幸せなのかを考えさせられちゃう 世の男の人って、もう自分は若くな…
幕末動乱期の長州藩。松陰先生と門下生たちの愛しき日々。 (天瀬シオリ「松かげに憩う」既刊2巻) 吉田松陰という人 別冊ヤングチャンピオンは、みずたまことの「バウンサー」が好きなんだけどこちらもなかなか面白いんですわ。 「松かげに憩う」は吉田松…