akのもろもろの話

大人の漫画読み

漫画

竜馬がゆく 第8巻 感想(ネタバレ) 土佐は故郷と呼ぶには冷たすぎる 原作 司馬遼太郎 漫画 鈴ノ木ユウ

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を鈴ノ木ユウ氏がコミカライズしてて「週刊文春」で連載してるのですが、8巻が出ましたので感想をしたためる次第です。 坂本竜馬って大器晩成な人ですよね。 子ども時代の話はひ弱でいつも泣いて帰って来たとか、12才までおねし…

劇光仮面 第5巻 山口貴由 感想(ネタバレ)人龍とは何だったのか?哀愁漂う怪人の物語

「 劇光仮面」5巻の感想です。 主人公・実相寺二矢(じっそうじおとや)が劇光する「空気軍神ミカドヴェヒター」ですが、4巻でフォームチェンジっぽいのが登場しましたねえ。 ミカドヴェヒター「漆黒」 ミカドヴェヒターの夜間迷彩仕様。 日本兵がモチーフ…

だんドーン 第3巻 泰三子 感想 (ネタバレ) 薩摩の謎とコメディと歴史の融合

薩摩のへんな風習が可笑しい(&下ネタがひどい)「だんドーン」なんですが、俺的にはコメディ路線が鼻につくんだよねー。 なんぞと思うていましたが、だんだん面白くなってきまして、心嬉しい限りですよ。 (前巻の感想はコチラ) www.akirainhope.com 薩摩…

アンゴルモア元寇合戦記博多編 感想 元寇と鎌倉武士

www.akirainhope.com 元寇は鎌倉時代の1274年及び1281年に、2度に渡り行われたモンゴル帝国の日本侵攻だ。 1度目を文永の役、2度目を弘安の役というが、漫画「アンゴルモア元寇合戦記」と続編である「 博多編」で描かれているのが文永の役である。 文永11年(…

アンゴルモア元寇合戦記 博多編 第9巻 感想(ネタバレ) 神風はなかったけど鎌倉武士は奮闘した

皆さま、どうも。 ご無沙汰しております。 しばらく留守にしておりましたが、久し振りにはてなブログを開きましたよ。 3月26日に発売した、あたくしの大好きな漫画「アンゴルモア元寇合戦記博多編」9巻の感想をそこはかとなく書いておきますので、よろしく…

漫画/好きな場面 きのう何食べた? よしながふみ 涙涙の実家訪問

シロさんこと筧史郎とケンジこと矢吹賢二は、一緒に暮らすゲイ・カップルである。 ゲイである事を隠し弁護士として働く史郎は、スーツの似合うシュッとしたイケメンで、ゲイには見えないし年よりもずっと若く見えるから女性にはモテる。 仕事に生きがいは求…

漫画/好きな場面 ゴールデンカムイ 野田サトル 青い瞳と紡がれた運命

北海道の北にある樺太は、おもに島の南側にアイヌが、北側にはニヴフやウイルタといった別の民族が住んでいた。 北方領土の国後島や択捉島から点々と連なった千島列島にもアイヌは住んでいた。 樺太は1975年の千島樺太交換条約によって当時のロシア領となり…

漫画/「離婚しない男」大竹玲二 ネタバレ

妻の不倫を知り離婚したいけど娘の親権は欲しい夫。 しかし現実は「父親が子どもの親権を勝ち取れるのは1割!」と、親権を男親が取るのはほぼ不可能。 浮気された男が娘の親権を得るために戦う、親権争いコメディ。 (大竹玲二「離婚しない男」既刊3巻講談…

漫画/「クジャクのダンス、誰が見た?」浅見理都 4巻(ネタバレ)

元警察官の父を殺した犯人が逮捕され事件は解決したかに見えた。 しかし父の残した手紙には、この犯人は冤罪だと書かれていて・・・? じゃあ父を殺した犯人は誰? 「KISS」(講談社)で連載中のサスペンス漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」4巻の感想を…

漫画/「アンダーニンジャ」12巻 花沢健吾(ネタバレ) 

「アンダーニンジャ」は週刊ヤングマガジン(講談社)にて連載中。 現代日本で秘密裏に暗躍する忍者の死闘とユルユルの日常描写とシュールなギャグが素敵なアクション漫画。 2023年にアニメ化。コミックス12巻が発売しました。 (花沢健吾「アンダーニンジャ…

漫画/「狼の娘」小玉ユキ (ネタバレ)

ある違和感を、ずっと抱えていた高校生の月菜 彼女は実は灰色狼 新たな出会いに導かれ、未知の世界に踏み出す青春ファンタジー 「月刊flowers」で連載中の「狼の娘」3巻が発売しました (小玉ユキ「狼の娘」既刊3巻 小学館フラワーコミックス) 小玉ユキさんが…

漫画/「デリシャス・アンダーグラウンド~国際人材バンクより」原作 石井光太 漫画 杉本亜未(ネタバレ)

月刊コミックバンチ(新潮社)で2023年に連載された「デリシャス・アンダーグラウンド」 日本で働く外国人が増加する一方、外国人労働者トラブルも後を絶たない。 身近にいるのにあまり知らない外国人労働者問題を知恵と勇気と美味で解決する漫画。 (原作石…

漫画/「お別れホスピタル」11巻 沖田✕華 感想

終末期病棟の看護師の目を通して、人の死とは何かを問いかける「お別れホスピタル」。 11巻が出ましたので、しみじみと感想をしたためる次第です。 (沖田✖花「お別れホスピタル」小学館ビックコミックス) 主人公の辺見が勤務するのは病院の別館にある終末…

漫画/「だんドーン」2巻 泰三子 (ネタバレ)

川路正之進、後に「日本警察の父」と呼ばれた川路利長を主人公にした幕末コメディ。 「だんドーン」第2巻が出ましたよー! (泰三子「だんドーン」2巻 講談社モーニングKC) 表紙は薩摩藩の小松帯刀ですね。 小松帯刀は島津斉彬の急死後、27才にして薩摩藩家…

漫画/「松かげに憩う」4巻 雨瀬シオリ (ネタバレ)

幕末が舞台の「松かげに憩う」は吉田松陰と松下村塾の門下生たちの生き様を描いた歴史漫画。 松陰の死後、彼らは倒幕という巨大な目標に向かい、次々と歴史の波に身を投じていった。 (天瀬シオリ「松かげに憩う」4巻秋田書店ヤングチャンピオンコミックス…

漫画/「菌と鉄」5巻 片山あやか(ネタバレ)

「菌と鉄」は別冊少年マガジン(講談社)にて、2021年から連載中。 人類の脳がキノコに寄生されたディストピアを舞台にした作品。 (片山あやか「菌と鉄」5巻 講談社コミックス) 表紙はラミ・バルガ。 (バルガ一族は殺人を好み殺人技術の高い遺伝子を持っ…

漫画/「お別れホスピタル」沖田✕華 感想

「お別れホスピタル」はビックコミックスピリッツ(小学館)にて、2018年から月イチ連載。既刊10巻。 終末期病棟で働く看護師・辺見の目を通して人の死とは何かを問いかける作品。 (沖田✕華「お別れホスピタル」既刊10巻 小学館ビックコミックス) 誰にで…

漫画/「ファミレス行こ。」上巻 和山やま(ネタバレ)

「ファミレス行こ。」は、実写映画化もされた「カラオケ行こ!」の続編。 2020年より「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)にて不定期連載中。 「カラオケ行こ!」では中3だった岡聡美が上京して大学生になっている。 (和山やま「ファミレス行こ。」上巻 KADO…

漫画/「ダーウィン事変」6巻 うめざわしゅん ネタバレ

半分ヒトで半分チンパンジーのチャーリ―。 唯一無二のヒューマンジーと思いきや、謎だらけの弟オメラスの登場で事態は激変。 すべてはヒューマンジーの生みの親グロスマン博士に繋がっているはずと、かつて共同研究者だったサラ・ユアン博士から情報を聞き出…

漫画/「エロスの種子」8巻 もんでんあきこ 感想

「エロスの種子」は2017年から連載中。コミックスは8巻まで刊行。 一話完結の連作集で人間の性愛と激情を描いた大人が読む漫画作品。 (もんでんあきこ「エロスの種子」8巻 集英社ヤングジャンプコミックスより) 極北の地である稚内の防波堤の行き止まりで…

漫画/「とつくにとうか 幕末通訳 森山栄之助」川合円 感想

月刊「goodアフタヌーン」で連載中の「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」は、江戸時代に活躍した通詞(つうじ)森山栄之助の物語。 通詞とは、鎖国時代の日本の通訳者でございます。 (川合円「とつくにとうか幕末通訳森山栄之助」講談社アフタヌーンKC) …

漫画/「未来の想い出」藤子・F・不二雄 感想

「藤子・F・不二雄生誕90周年記念出版」と銘打って、1991年に「ビックコミック」で連載されたSFファンタジーが新装版で発売されました。 (藤子・F・不二雄「未来の想い出」小学館ビックコミックスペシャル) 運命は決まっているのか?変えることができるの…

漫画/最近読んだ漫画の感想まとめ(箇条書き)

月末は最近読んだ漫画の感想まとめを更新するということで、気になった漫画やおススメを新刊中心に雑ながら書き残しておきます。 ところで、気づいたら当ブログも5年が過ぎ来月から6年目に突入するのでした。 いくら趣味で気まぐれで書いてるんだよつっても…

漫画/「だんドーン」1巻 泰三子 感想(ネタバレ)

「ハコヅメ」の作者が「日本警察の父」川路利良を描く幕末史コメディ。 講談社「モーニング」にて2023年6月より連載中。 第1巻読みました! (泰三子「だんドーン」1巻 講談社モーニングKC) 「日本警察の父」厳格なイメージの川路利良がコメディ漫画にな…

漫画/「ヴラド・ドラクラ」7巻 大窪晶与 感想(ネタバレ)

亡命時代を共に過ごした、ヴラドの盟友・シュテファン三世。 小国・モルダヴィアを率いる若き王がヴラドを救い出すために、大国ハンガリーと対峙する。 第7巻読みました! (大窪晶与「ヴラド・ドラクラ」7巻 ハルタコミックス) 今回はシュテファンが大活…

漫画/「羆風」戸川幸夫・作 矢口高雄・画 感想

1915年(大正4年)12月9日から14日にかけて、北海道苫前群苫前村三毛別六線沢で開拓民をヒグマが襲った「三毛別羆事件」を戸川幸夫が小説化。 その物語を「釣りキチ三平」の矢口高雄が漫画化した作品。 (野生伝説 羆風 戸川幸夫・矢口高雄 ヤマケイ文庫) …

漫画/「神聖ローマ帝国 三十年戦争」1巻 宮下英樹 感想 

「センゴク」シリーズの宮下英樹が、ヨーロッパの戦国を描く歴史漫画。 「歴史群像」連載中の作品が単行本化。 1618年、ドイツのキリスト教新旧両派の対立から始まった「三十年戦争」がテーマ。 (宮下英樹「神聖ローマ帝国三十年戦争」ワン・パブリッシング…

漫画/最近読んだ漫画の感想まとめ(箇条書き)

ちょっと恒例にしております「最近読んだ漫画の感想(箇条書き)」。 今日はハローウィーンパーティーもありませんし、カボチャのデザートも食べませんが、備忘録としてなんとなく残しておくので、しばしおつきあいくださいませ。 「血の轍」第17集 押見修…

漫画/「環と周」よしながふみ 感想(ネタバレ)

「環と周」(たまきとあまね)は、「ココハナ」(集英社)にて連載された漫画作品。 「大奥」「きのう何食べた?」などのヒット作を持つ、よしながふみの最新作。 (よしながふみ「環と周」集英社マーガレットコミックス) 「環と周」読みました! 「きのう何…

漫画/「死役所」24巻 あずみきし 感想(ネタバレ)

「死役所」は「月刊コミックバンチ」(新潮社)にて2013年から連載中。 あの世とこの世の境目にある、市役所ならぬ「死役所」は死後に自分の死の手続きをする場所。 自殺、他殺、病死、事故死・・・「死役所」には色んな死者が訪れる。 (あずみきし「死役所…