2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
(司馬遼太郎「新選組血風録」) 「新選組血風録」は司馬遼太郎さんが60年代に書いた傑作で新選組をテーマにした短編集だ。 各話は新選組に実在をしてた人や架空の人を主人公に据えた群像劇で、新選組に巻き起こるドラマに定番キャラの土方歳三や沖田総司…
新型コロナで映画館に行く事もなくなったけど、最後に映画館に行ったのはいつだったかしらと思い出してみる。 この映画を見た時は確かトイレットペーパーが店頭からなくなってしまったんだよね。 あの騒ぎは何だったのだろうか。 (「彼らは生きていた」/2…
(古屋兎丸「アマネギムナジウム」既刊6巻) 球体関節人形は関節部が球体によって形成された人形で、自在なポーズを取らせる事ができるのが特徴だ。 何より驚くのは人形とは思えない極めて人間に近い精巧さとその美しさで、肌の質感から瞳から毛髪から人形の…
(野田サトル「ゴールデンカムイ」21巻) ホロケウオシコニ 「オオカミに追いつく」 アシリパの母が夫であるウイルクに名付け、ウイルクがアシリパに教えた、三人だけしか知らないウイルクのもうひとつのアイヌ語の名前。 いったいこの名前がどう金塊の隠し…
(田島列島「水は海に向かって流れる」既刊2巻) 2014年に「モーニング」に彗星のように現れた(そう見えたんデス)田島列島の「子供はわかってあげない」はいい作品で映画化もされたようだけど、まずまず寡作でしてね。 次は何を描くのかな?と思ってるう…
(週刊少年ジャンプ公式サイトより) 店頭で在庫がなくなるなど異例のヒットをして話題になってたけど。 実はあたしはジャンプを愛読してますので、この作品の第一話が掲載された時も初めて表紙を飾った日の事も覚えてる。エヘン。 まあ、人間が鬼と戦うスト…
(ヤマシタトモコ「ひばりの朝」全2巻) 日波里は中学二年生の女の子。 学校でハブられてるひばりは母親のいとこの完の部屋で放課後を過ごすようになるが、完の彼女の富子はひばりに嫌悪感を持つ。 ひばりが中二とは思えない肉感的で大人びた容姿の女の子だ…