akのもろもろの話

大人の漫画読み

漫画/「だんドーン」1巻 泰三子 感想(ネタバレ)

「ハコヅメ」の作者が「日本警察の父」川路利良を描く幕末史コメディ。 講談社「モーニング」にて2023年6月より連載中。 第1巻読みました! (泰三子「だんドーン」1巻 講談社モーニングKC) 「日本警察の父」厳格なイメージの川路利良がコメディ漫画にな…

漫画/「ヴラド・ドラクラ」7巻 大窪晶与 感想(ネタバレ)

亡命時代を共に過ごした、ヴラドの盟友・シュテファン三世。 小国・モルダヴィアを率いる若き王がヴラドを救い出すために、大国ハンガリーと対峙する。 第7巻読みました! (大窪晶与「ヴラド・ドラクラ」7巻 ハルタコミックス) 今回はシュテファンが大活…

漫画/「羆風」戸川幸夫・作 矢口高雄・画 感想

1915年(大正4年)12月9日から14日にかけて、北海道苫前群苫前村三毛別六線沢で開拓民をヒグマが襲った「三毛別羆事件」を戸川幸夫が小説化。 その物語を「釣りキチ三平」の矢口高雄が漫画化した作品。 (野生伝説 羆風 戸川幸夫・矢口高雄 ヤマケイ文庫) …

映画/「男はつらいよ 寅次郎相合傘」懐かし映画感想

日本中を旅して巡る寅さんは、東北のとある田舎町にて蒸発してきた中年男と出会った。 心配した寅さんはさくらに男の家族に連絡するよう命じつつ、男と共に旅を続ける。 ある日、函館で偶然リリーと再会。 ドサ周りの歌手に戻ったリリーを加え3人は楽しい旅…

漫画/「神聖ローマ帝国 三十年戦争」1巻 宮下英樹 感想 

「センゴク」シリーズの宮下英樹が、ヨーロッパの戦国を描く歴史漫画。 「歴史群像」連載中の作品が単行本化。 1618年、ドイツのキリスト教新旧両派の対立から始まった「三十年戦争」がテーマ。 (宮下英樹「神聖ローマ帝国三十年戦争」ワン・パブリッシング…

漫画/最近読んだ漫画の感想まとめ(箇条書き)

ちょっと恒例にしております「最近読んだ漫画の感想(箇条書き)」。 今日はハローウィーンパーティーもありませんし、カボチャのデザートも食べませんが、備忘録としてなんとなく残しておくので、しばしおつきあいくださいませ。 「血の轍」第17集 押見修…

漫画/「環と周」よしながふみ 感想(ネタバレ)

「環と周」(たまきとあまね)は、「ココハナ」(集英社)にて連載された漫画作品。 「大奥」「きのう何食べた?」などのヒット作を持つ、よしながふみの最新作。 (よしながふみ「環と周」集英社マーガレットコミックス) 「環と周」読みました! 「きのう何…

本/「池田理代子 第一歌集 寂しき骨」池田理代子

2022年に刊行された「ベルサイユのばら」の作者が短歌とエッセイで綴る、私的で普遍的な11のテーマによる歌集「寂しき骨」。ってか、歌人になってたのね。 (「池田理代子第一歌集 寂しき骨」集英社) 戦争に行った父、最後の恋、老いと向き合う 池田理代…

読んだ本の感想まとめ(箇条書き)

最近の読書傾向ですが、ちょっと何を読んだっけか?ちっとも思い出せない。 今は読書メーターとか使ってないし、何も書き残してなかったので、読んだはずの本の題名はもうすっかり忘却の彼方でして、けっこうヤバイ。 とりあえずkindleのライブラリと購入し…

漫画/「死役所」24巻 あずみきし 感想(ネタバレ)

「死役所」は「月刊コミックバンチ」(新潮社)にて2013年から連載中。 あの世とこの世の境目にある、市役所ならぬ「死役所」は死後に自分の死の手続きをする場所。 自殺、他殺、病死、事故死・・・「死役所」には色んな死者が訪れる。 (あずみきし「死役所…