akのもろもろの話

大人の漫画読み

漫画

漫画/「ミステリと言う勿れ」田村由美 

冬のあるカレー日和。 大学生・整(ととのう)が玉ねぎをざく切りしてると、警察官が「近隣で殺人があった」と訪ねてきます。 そのまま警察に連れていかれた整に、次々と容疑を裏付ける証拠が突き付けられ彼はこのまま犯人にされてしまうのでしょうか? (田…

漫画/「シュマリ」手塚治虫 

舞台は1869年の夏、戊辰戦争の最後の戦い函館戦争が終結した年の事です。 蝦夷が北海道と改められた事も知らぬ男シュマリは、北海道の原野を一人彷徨っております。 シュマリとはアイヌがつけてくれた名で彼は元は德川の旗本だったのです。 しかし今ではおた…

漫画/「銀の匙silver spoon」荒川弘 

これは、果てしなく広がる大自然に囲まれて汗と涙と土にまみれた農業高校生たちの異色の青春物語です。 青春なんてないやろ~、動物のウンコしかないやろ~とか思ってたら大間違いでした。 (荒川弘「銀の匙silverspoon」既刊14巻) この作品の舞台は北海道…

漫画/「ゴールデンカムイ」⑰ 野田サトル 

ゴールデンカムイは明治時代末期の北海道が舞台です。 「不死身の杉元」という異名を持つ日露戦争帰りの杉元佐一とアイヌの少女アシㇼパが網走監獄の死刑囚が隠した莫大な埋蔵金を探す壮大な物語です。 (野田サトル「ゴールデンカムイ」17巻) ロシアに密入…

漫画/「呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校」0巻 芥見下々

わたくしここ数年「週刊少年ジャンプ」はなんとなくコンビニで立ち読みしてたのですが、「呪術廻戦」はとても面白くてまたジャンプを毎週買うようになったのです。 0巻は現在連載中の「呪術廻戦」の前日譚です。 本編では名前だけで謎の特級の人だった乙骨…

アニメ/「どろろ」 

アニメ「どろろ」が面白いです。 原作はもちろん漫画の神様・手塚治虫の名作漫画ですが、50年振りの再アニメ化なんですって。 すごい古いのね~ そんな半世紀も前の作品を現代に蘇らせるってすごい事よね。 やっぱ50年振りだから何やら気合のような物が…

漫画/「監視官常守朱」三好輝 

アニメが面白いので「PSYCHO-PASSサイコパス」一期のコミカライズを読んでみました。 2012年にジャンプスクエアに連載された作品です。 (三好徹「監視官常守朱」全6巻) 西暦2112年の日本ではシビュラシステムの導入により、人間の心理状態や性格…

漫画/「不滅のあなたへ」大今良時 

「不滅のあなたへ」は「聲の形」の大今良時が週刊少年マガジンにて2016年から連載している作品です。 私はマガジンの中ではこの作品が好きです。 (大今良時「不滅のあなたへ」既刊8巻) 何者かによって地上に投げ入れられた「球」。 その球体は、地上の…

漫画/「ゴールデンゴールド」堀尾省太

「ゴールデンゴールド」は、月刊モーニングツーにて2015年から連載されている堀尾省太の作品です。 舞台は瀬戸内海の、かつては福の神の島と言われていたという「寧島(ねいじま)」という架空の島です。 (堀尾省太「ゴールデンゴールド」既刊5巻) この物…

漫画/「蟲師」漆原友紀 

「蟲師」は1999年から2008年に発表された漆原友紀の作品です。 蟲とは、昆虫ではなく動物でも植物でもない生命の原生体に近い物たち。 蟲が起こす怪異を研究しその知識を生かして生業としている者が蟲師です。 (漆原友紀「蟲師」全10巻) 蟲師のギンコは…

漫画/「秋日子かく語りき」大島弓子 

「秋日子かく語りき」は1978年に週刊少女コミックに発表された作品です。 人は死んだらどこへ行くのでしょうか? 違う人間に生まれ変わって、もう一度生きる事なんてできるのでしょうか? (大島弓子「秋日子かく語りき」) あらすじはと言いますと冒頭二人の…

漫画/「私の少年」高野ひと深 

(高野ひと深「私の少年」既刊5巻) 多和田聡子は今年で30歳。 独身で一人暮らし、職業はスポーツメーカーの営業職だ。 聡子は仕事もできるし同僚からの信頼も厚いきちんとしてる女性だ。 ベタベタ甘えたり誰かに依存したりしない、いつも冷静でドライである…

漫画/「阿・吽」おかざき真里 

日本の仏教界の2大巨頭とも言うべき最澄と空海を描いた漫画。 おかざき真里の「阿・吽」を読んでみた。 (おかざき真理「阿・吽」既刊8巻) 物語は1571年、織田信長の比叡山焼き討ちのシーンから始まる。 比叡山延暦寺は最澄が建立した寺である。 さてその80…

漫画/「血の轍」押見修造 

毒親って知ってますか? 押見修造「血の轍」はまさにその毒親を描いた漫画です。 (押見修造「血の轍」既刊4巻) この作品はビッグコミックスペリオールに2017年から連載されているのだが、タイトルからしてなんだか気が重くなりそうだよね。 登場するのはひ…

漫画/「ギャングース」肥谷圭介 

(肥谷圭介「ギャングース」全16巻) 最近、実写映画化された肥谷圭介の「ギャングース」はなんか考えさせられる漫画だ。 ここに登場する18歳の少年、カズキ・サイケ・タケオの3人は犯罪集団だけを狙うタタキ屋(窃盗団)である。 それは別に義賊とかじゃな…

初めましてのご挨拶にかえて 平野耕太「ドリフターズ」が面白いって話

はじめまして。 わたくしakと申します。 小さい時から漫画が好きで、いい大人になった今でも相変わらず漫画ばかり読んでおります。 そこで、ブログで漫画の感想を書く事にいたしました。 好きこそ物の上手なれ。 あたしの漫画愛は成就するかしら。 さて、最…